2018年4月13日、統計LODのデータが拡充された。
このWEBアプリで使っている「社会・人口統計体系」のデータも、今回たくさん追加されたので、さっそくプログラムを修正し、追加されたデータも取得できるようにした。
市区町村レベルのデータが大幅に増えたので、一度お試しあれ。
(データが増えた分、前よりさらに重くなったような気がするのは、きっと気のせいだろう…)
さて、統計LODでは、今回、データの拡充と同時に、共通語彙基盤の名前空間URIを、旧URIから新URIに置き換える修正を実施した。
私が以前から要望していたことを実現していただき、感謝の意をお伝えしたい。
私はさっそく、この修正に合わせ、「自治体なんでもランキング with 統計LOD」で使っているSPARQLクエリ内の、共通語彙基盤URIを書き換えることにした。
「ん? ……!」
調べてみると、統計LODで使われている名前空間URIは次のようになっている。
http://imi.go.jp/ns/core/rdf# (ここ参照)
一方、IPAが使ってくれ、と言っているURIは次のものだ。
https://imi.go.jp/ns/core/rdf# (ここ参照)
…あー、恐れていたことが起きてしまった!
IPAからしたら、ちゃんとリダイレクトかけてるから別にいーじゃん、という考えが根っこにあるのかもしれないが、私のようなオープンデータ作成者や、アプリケーション開発者にとっては、決して看過できない大問題だ。
なぜなら、http://imi.go.jp/ns/core/rdf# と https://imi.go.jp/ns/core/rdf# は、全く別の文字列だから。
データとデータがつながる Linked Data の特性を生かすための「フェデレーテッドクエリ」も、これでは全く真価を発揮できず、つながるものもつながらない。スパークラーの皆さんなら、きっと共感していただけるかと思う。
このIPAと統計LODとの交通事故における「過失割合」を考えると、私は8:2でIPAが悪いと思う。
(統計LOD側の不注意も少しはあるが…)
共通語彙基盤における、RDF用名前空間はまず次のURIからスタートした。
http://imi.ipa.go.jp/ns/core/rdf#
その後、次のURIに変更された。
http://imi.go.jp/ns/core/rdf#
最初のものはIPAドメインのサブドメインとしてIMIが設定されていたが、名前空間URIの不変性を担保するために、IPAドメインとは切り離し、IMI独自ドメインとして設定するのが望ましいということだろう。その意図はよく分かる。
その後、今度は以下のURIに変更された。
https://imi.go.jp/ns/core/rdf#
最近は猫も杓子もSSLで、SSLにあらずんばWEBにあらず、という勢いだ。
IPAは我が国の情報処理を司る大本営。SSL対応とするのは当たり前と言えば当たり前。
大切なのは、結果として3種類できてしまった名前空間URIを、ユーザーに対しどのように周知徹底し、最新のURIにいかに導いていくかだ。
IPAはそこを大事にしなければならないというのに、最新のコア語彙バージョン2.4.1のページで提示されているRDFスキーマやJSON-LDコンテキストを見ると、驚くべきことに、いまだに「s」がついていない。(2018年4月15日現在)
これでは、統計LODサイドが勘違いするのもむべなるかな。はっきり言ってこれはIPAの怠慢だと言わざるを得ない。起こるべくして起きた事故だ。
共通語彙の目的は、みんなが使う語彙の共通化。共通語彙基盤はみんなのハブ空港。
共通化どころか、自らの手で基準を乱立させ、周知徹底もせず、リダイレクトをかけるだけで満足しているようなデリカシーのない共通語彙からは、ユーザーはどんどん離れていくのが目に見えている。
共通語彙基盤を本気で流行らせたいのなら、もっとちゃんとしてください!頼みますよ!!
その後、IPAさんに再度確認したところ、sなしの
返信削除http://imi.go.jp/ns/core/rdf#
が正しいということでした。
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