2018年6月3日日曜日

IMI意見交換会

6月1日、IPAのIMI意見交換会で講演させていただいた。


何をしゃべろうか悩んだが、やはり共通語彙基盤ネタがウケるだろうと考え、共通語彙基盤と Linked Open Data という超壮大なテーマを、超コンパクトにまとめてしゃべってきた。

しゃべったのは、「共通語彙基盤って、ぶっちゃけ難しすぎるよね」みたいな、身も蓋もない内容。
お気を悪くされた関係者もいたと思う。すいませんでした。

しかし今回の意見交換会、IPAの本気が感じられる素晴らしい会で、参加してほんとに良かったと感じている。データをめぐる最新の動向を知る良い機会ともなり、非常に勉強になった。

意外だったのは、拙作の共通語彙基盤ラーメンデータセットがニッチに人気があったこと。鯖江の福野さんの一日一創ブログでも紹介していただいた。

福野さんの、共通語彙基盤に対する感性はさすがに鋭く、ユーザーとして、また技術者としての様々な見解は、非常に共感できるものだった。
全角日本語の語彙は、グローバル社会の中で受け入れられるのは難しいのではないかという問題提起、Schema.orgとの互換性、などなど。
多様性と信頼の共存、まさにそれが必要だろう。

みんなの幸せのための共通語彙基盤の発展に、私も、少しでも力添えができたらと考えている。

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